教うるは学ぶの半ば
っていう言葉がありましてね。
こんにちは、夏樹です。
リステリンの一気飲み、危険です。
最近俺みたいなもんが有難いことにダンス始めたての方達に基礎レッスンさせてもらう機会も多くなりまして
更には振り付けも沢山のグループさんにやらしてもらってましてね
それで冒頭の言葉を事あるごとに胸に刻んでやっていってる次第です
そもそものダンススキルも全然まだ自分で足りてないのも自覚してるので、自然と練習しちゃいます。
基礎練トゥザ基礎練。
短い時間でも毎日続けることが大事。
これはサッカーのコーチとワンパンマンから教わったことです。
それで思ったことがあるんですよ
「基礎練って初心者の人からしたらめちゃくちゃおもんないやろうな」
っていう。
もちろんそれを教えて絶対に上手くなってもらうのが俺の仕事やし妥協は出来ひんねんけど、
本人達もちゃんと自分の身で上手くなってることを実感せんとなかなか一人で基礎の自主練しようって気分にはなられへんよな〜と思う。
うん、上手くなってる!素晴らしいよ!って単純に褒めるだけなのも無責任な気がして。
本人が「あっ出来てきてるんや!」と思っては欲しいねんけど、それで
「ここは褒められたしわざわざ練習せんでもええか!」ってなっちゃうのが一番教える側としては良くなくて
続けてやんないと絶対に実力落ちていくんですよ…ダンスって…
やからもうホンマ悩むことばっかり!
実際、来月からは他の先生にレッスンお願いすることなりました〜っていう俺にとっては失敗経験もあるし、
継続して振り付けの依頼をいただけなかったグループさんもいる。
小さいかもしれんが、挫折のような感覚に陥ることも沢山あります。
もっと上手く教えられていれば…
もっとええ振り付けできてたら…って後悔することもめっちゃ多い!!
タラレバシンドロームってやつやね
やからもう最近は日本語の勉強からやり直してて、
もっと分かりやすい伝え方や、
どうやったらもっと楽しく早く上達してくれるかってのを
過去の失敗を踏まえて勉強させてもらってます。
教うるは学ぶの半ばって具体的に言うとこういうことなんかな〜?
とにかく俺の仕事は、
レッスンで絶対に上達してもらうこと。
振り付けで、お客さんに楽しい気持ちになってもらうこと。
効率でなく、その前段階にあるはずの
本人達の中にあるダンスに対するキラメキをどう引き出すか。
もっと具体的に言うと、基礎練の大切さをダンスの楽しさとどうリンクさせてあげられるか。
例えば将棋ってあるやないですか
あれのルールを全く知らんとして、先生から
「ここに飛車の駒を置いてください」とだけ言われて
なんで?って思っても、
「とにかくここに飛車を置くのが正しいからそうするべきだよ。そうしたら勝てるから。」
って言われたとしますよね
そしたらもう将棋の楽しさなんて全然本人達には芽生えないと思うんですよ。
もしこれが
将棋=ダンス
駒の配置の指導=レッスン
だとしたら、そりやおもんないわなって感じですよね。
やから俺が伝えるべきは、
「なぜここに飛車を置くのが良いのか」
ってのを、将棋全く知らない人にも分かりやすく伝えるように。
なるべくシンプルに、モチベーションを軽視しないで
「ダンスって楽しいやん!」
をたくさん生み出せるように。
絶対にそれがそれぞれのファンの方達の笑顔になるって答えにだけは辿り着けた
基礎レッスンは、ステージの上で輝くために絶対に必要なものやから
なんで必要なのかをとにかく実感してもらうこと。
ダンスの楽しさをもっと知ってもらうこと。
まだまだ書き足りないぐらい色んなことあるけど、
まあこれ以上書くと飽きると思うので続きはまた別の機会に!
でもこれってダンスに限っての話やないよね。
沢山のことに当てはまると思う。
うれしい!たのしい!大好き!
教える以前に、伝えること。
この歳になってもまだダンスが好きで、ライブが好きで嬉しい。
今日も明日も頑張ったなら、またみんなと共有出来るよね
きっと